【映画の感想】悪女 AKUJO
悪女 AKUJO
★★★
The Villaniness
2017 韓国
監督:チョン・ビョンギル
韓国版「ニキータ」でしたよ。
オマージュとも言えるシーンもありましたし。
韓国の俳優さんが全然わからないので
なんの先入観もなく見る事ができました。
いやー、しかしあんなにアクションのできる
血まみれの汚れ姿がOKな美人女優が韓国にもいるんですね~。
シャーリーズ・セロンかノオミ・ラパスか
というくらいの見事な汚れっぷりでしたよ。
でも見た目は松嶋菜々子のような美人でした。
整形してるって設定でしたけど、あの整形前の微妙にブス顔って
一体どうなってんの?CGIか何かですか?特殊メイク?
なんだかほんのりブスなの!ほんのすこーしブスなの!
どうやってんでしょうねー?
ストーリーとしては、「ニキータ」ちっくなんですよ、とにかく。
主人公は元々は父親を殺された復讐の為に強くなった、という事でしたが。
愛する夫も殺されてしまうんですが、常に復讐という事が目的になっています。
いろいろあって、産まれた娘や愛してくれた再婚相手も全て失ってしまうのが
容赦ないというか。
最終的には彼女の愛するすべての者を奪った
悪の根源的な真相に辿り着くんですけど。
本当に救いがないですよ。
まぁ、笑うしかないですよそりゃ。
悲しい笑いですけど。
冒頭の大量殺戮のシーンがGoProで撮影したかのような
本人目線で、まだ斬新なアクションの見せ方あったのね、という感じでした。
韓国映画も進化してますね~。